マイクロソフト、25周年目の新製品--液晶搭載マウスほかハードウェアを公開

坂本純子(編集部)2007年09月14日 21時36分

 マイクロソフトは9月14日、今秋リリース予定のマウスやキーボード、ウェブカメラ計6製品をプレス向けに公開した。

“25年前と現在の違いについて「ネットがいかに重要なものになったかだ。オンラインサービスはますます有用なものになった」とウェブカメラを担当するElaine Ansell氏は述べた 25年前と現在の違いについて「ネットがいかに重要なものになったかだ。オンラインサービスはますます有用なものになった」とウェブカメラを担当するElaine Ansell氏は述べた

 マイクロソフトがハードウェア製品の発売を開始してから、25周年を迎えるという。同社がハードウェアの開発に着手したのは、1982年。ワープロソフトMicrosoft Wordを使いやすくするためだった。“ソフトウェアにアクセスしやすくするためのツール”として誕生したマウスは、現在に至るまでに大きく進化した。日本国内でも液晶画面を搭載したマウスや、レシーバーにフラッシュメモリを搭載したマウスがまもなく登場する。

“Wireless Entertainment Desktop 8000のキーボードの薄さをアピールするKelly Kimura氏 Wireless Entertainment Desktop 8000のキーボードの薄さをアピールするKelly Kimura氏

 マイクロソフトが、ソフトウェアのみならずハードウェアを手掛けることについて、「ソフトとハードを同じ会社が手掛ければ、よりよいエクスペリエンスが提供できる。ソフトとハードの融合で、ユーザーはどの部分がハードでどの部分がソフトなのか意識せずに操作できる」(米マイクロソフト エンターテイメント&デバイス事業部 ハードウェアグループ グループプロダクトラインマネージャのKelly Kimura氏)と語った

“「より多くのことを少ないデバイスでできるかが重要」とMobile Memory Mouse 8000を説明するRobert Hickey氏 「より多くのことを少ないデバイスでできるかが重要」とMobile Memory Mouse 8000を説明するRobert Hickey氏

 具体的には、生産性、コミュニケーション、エンターテインメント分野での新たなステージを切り開くと意気込む。ハードウェアとソフトウェアやサービスを組み合わせることで、3つの新たなエクスペリエンスを提供できると語った。


(1)「生産性」キーボードなどやマウス+Windows Vista/Office
(2)「コミュニケーション」ウェブカメラ+Windows Live
(3)「エンターテイメント」ゲーミングマウス+Xbox 360/Game for Windows
“「生産性」「コミュニケーション」「エンターテイメント」を追求 「生産性」「コミュニケーション」「エンターテイメント」を追求

 なお、公開された新製品を次に紹介する。いずれも価格は未定で、順次発表するとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]