簡単・軽量でママにも安心のフルHDムービー--パナソニック「HDC-SD5」 - (page 5)

パナソニック
内容:登場から1年足らずでフルHDスペックへと進化したAVCHD規格は高画質化だけでなく、DVD、HDD、メモリーカードと記録メディアのトレンドまでも変化させた。中でもメモリーカード採用機には高画質&小型化への期待がかかる。その期待を約400gというミニマムボディにまとめ上げたのが「HDC-SD5」だ。

保存、再生環境の問題は残る、早めのインフラ整備を

 編集作業は、多少PCの扱いに慣れている人かPCで映像編集やオーサリングをしたことがある人でないと、最初は戸惑ってしまうかもしれない。また、DVD化しても、AVCHDファイルを再生できるDVDレコーダーは、Blu-rayレコーダーかPS3しかないのも問題だ。汎用性の高いDVDビデオにすれば、SD画質になるため、折角のハイビジョン画質が活かせなくなる。

 対処方法としては、とりあえずPCに溜めるだけ溜めてAVCHD対応機種が普及するのを待つか、SDメモリーカードを保存メディアとして使用するか、Blu-rayレコーダーを購入するかのいずれかである。40GバイトのSDメディアストレージ「VW-PT2」やポータブルマルチDVDドライブ「LF-P968C」などの別売りアクセサリーも販売しているが、根本的な解決には至っていない。

 どれを選んでも手間やコストがかかってしまうものであることは確か。ビデオカメラとしては、機能、コスト、操作性、サイズどれをとっても優秀なだけに、インフラによって、評価が下がるのはもったいない。早急にインフラの整備を願いたいところだ。

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