Yahooは米国時間8月30日、同社インスタントメッセンジャー(IM)の非常に深刻な脆弱性に対処するパッチを公開した。同社は、わずか1週間前に同製品用のセキュリティアップデートを公開したばかりだった。
今回のケースでは、Yahoo Messengerのインストーラと通常一緒にダウンロードされるYahooサービススイートの一部である「ActiveX」コントロールに脆弱性が見つかっている。この脆弱性はユーザーが悪質なウェブサイトを訪問すると悪用され、バッファオーバーフロー攻撃の引き金となり、任意の実行コードが起動される可能性がある。
Yahooはユーザーに対し、バージョン8.1.0.419へのアップデートを呼びかけている。対象は、29日以前のバージョンを利用しているユーザー全員となっている。
現時点においてYahooは、この脆弱性を悪用したケースを確認していない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」