ワンセグを録る、見る、保存できる最適ツール--東芝「gigabeat V801」 - (page 5)

東芝
MEV801(K)
内容:音楽も動画ファイルも再生OKのマルチメディアプレーヤーは数多くあれど、ワンセグチューナーまでを内蔵し、録画、再生、保存までを1台でこなすプレーヤーはなかなかない。現行機として最も多機能性を誇る、東芝「gigabeat V801」の実力とは?

新ゲーム機能も備え、より多機能性に磨きがかかる

 新たにゲーム機能も備えたのも見逃せない。遊べるのは「ぷよぷよフィーバー」、「ソニック リバーシ」、「SEGA BLOCKS」の3つだが、どれもシンプルながらもはまる要素は満点の定番ゲームだ。

 画面が美しいので暇つぶしのつもりがついついのめり込んでしまった。PSPを持ち歩くほどではないが、待ち時間などにちょっとしたゲームを楽しみたい、そんなニーズまで満たせる。

  • ついついハマッてしまうぷよぷよフィーバー

  • ブロック崩しゲームをバージョンアップさせた「SEGA BLOCKS」

  • 「ソニック リバーシ」は対戦ゲームとなる

音楽プレーヤーとは異なる外観と機動力

 gigabeat V801はワンセグ視聴中心の設計になっており、アップルのiPodシリーズやソニーのWALKMANシリーズなど、音楽中心のマルチメディアプレーヤーと比べるとという、まったく異なるテイストの製品に仕上がっている。このあたりの特性をよく理解して選択したい製品だ。

 まずワイド4型の液晶画面はワンセグ放送を快適に視聴できる。搭載する80GバイトのHDD容量は頼もしく、ワンセグ番組の録画から音楽まで、気兼ねなく保存できるのも魅力だ。ただし、本体の重量は264gなので、シャツの胸ポケットに入れて持ち歩くには重たい。利用シーンとしては家の中でパーソナルテレビとして使うのが一番しっくり来る。もしくは長時間乗り物に乗って移動する際のお供にする、そんな用途が適当だろう。

 モバイル機器向けに提供されているワンセグだが、実際に使ってみると、電車などの移動中に視聴すると音声が途切れたり画像が乱れることは多い。ドラマなど肝心な部分で受信が乱れるとガッカリすることになる。それよりも予約機能を駆使して、安定した自宅で番組を保存し、移動時は録画番組を再生するのがベストな使い方だと筆者は実感している。すこし重量が気になるが、テレビ、レコーダー、ゲーム、オーディオと家庭のAV環境をそのまま持ち歩ける便利なツールだ。

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