新たにゲーム機能も備えたのも見逃せない。遊べるのは「ぷよぷよフィーバー」、「ソニック リバーシ」、「SEGA BLOCKS」の3つだが、どれもシンプルながらもはまる要素は満点の定番ゲームだ。
画面が美しいので暇つぶしのつもりがついついのめり込んでしまった。PSPを持ち歩くほどではないが、待ち時間などにちょっとしたゲームを楽しみたい、そんなニーズまで満たせる。
gigabeat V801はワンセグ視聴中心の設計になっており、アップルのiPodシリーズやソニーのWALKMANシリーズなど、音楽中心のマルチメディアプレーヤーと比べるとという、まったく異なるテイストの製品に仕上がっている。このあたりの特性をよく理解して選択したい製品だ。
まずワイド4型の液晶画面はワンセグ放送を快適に視聴できる。搭載する80GバイトのHDD容量は頼もしく、ワンセグ番組の録画から音楽まで、気兼ねなく保存できるのも魅力だ。ただし、本体の重量は264gなので、シャツの胸ポケットに入れて持ち歩くには重たい。利用シーンとしては家の中でパーソナルテレビとして使うのが一番しっくり来る。もしくは長時間乗り物に乗って移動する際のお供にする、そんな用途が適当だろう。
モバイル機器向けに提供されているワンセグだが、実際に使ってみると、電車などの移動中に視聴すると音声が途切れたり画像が乱れることは多い。ドラマなど肝心な部分で受信が乱れるとガッカリすることになる。それよりも予約機能を駆使して、安定した自宅で番組を保存し、移動時は録画番組を再生するのがベストな使い方だと筆者は実感している。すこし重量が気になるが、テレビ、レコーダー、ゲーム、オーディオと家庭のAV環境をそのまま持ち歩ける便利なツールだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス