MicrosoftのPlatform and Services DivisionプレジデントであるKevin Johnson氏によると、「Windows Live」の「インストーラ」を提供し、複数のオンラインサービスにアクセスするためのソフトウェアをダウンロードおよびインストール可能にする予定であるという。
Johnson氏は、米国時間7月26日に開催されたMicrosoftのFinancial Analysts Dayにおける講演の中で、Windows Liveインストーラに言及し、同社は今夏、同製品のベータテストを開始する予定であると述べた。
同氏は、この製品は、電子メールやメッセージングなど、複数のLiveブランドのホストサービスにユーザーが接続するための単一のダウンロードソフトウェアであると述べた。同氏によると、ユーザーはPCや電話などさまざまな機器からこれらのサービスにアクセスできるようになるという。
Johnson氏は、「この統一されたインストール手段は、われわれがWindows Liveの次世代版で提供する、さらに統合された手法の1例である」と述べた。
Microsoftは2007年6月、Windows Liveスイートの一部となる2製品のベータテストを開始した。PCおよびオンライン上の写真を整理し共有するための「Windows Live Photo Gallery」と、オンラインストレージサービスである「Windows Live Folders」である。
Johnson氏は、質問に対する回答の中で、MicrosoftのLiveサービスの統合は同社の主要な販売戦略であると述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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