シマンテック、セキュリティソフトの日本語パブリックベータ版を公開

 シマンテックは7月23日、「ノートン・インターネットセキュリティ 2008」の日本語パブリックベータ版を同日から公開したと発表した。公開は8月末頃までを予定している。

 ノートン・インターネットセキュリティ 2008は、シマンテックの統合セキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ」の次期製品。ベータ版は、同社の日本語ウェブサイトを通じて誰でもダウンロードが可能で、インストール後は30日間自由に試用できる。

 次期製品では、Norton Identity Safeにより、オンラインショッピングやオンラインバンキング、インターネットサーフィンに際して、個人情報の盗難から保護する。また、SONAR(Symantec Online Network for Advanced Response)技術に基づきビヘイビア分析による保護を強化し、新しいスパイウェアやウイルスを、標準的なシグネチャベースの定義が作成される前であっても検出できるようになる。

 また、パスワードやその他の機密データを格納・暗号化し、ユーザーのリクエストで自動的に情報を入力することで時間を節約し、キーロガーなどによる情報漏洩から保護する。このほか、ネットワークセキュリティ監視機能も搭載する。

 シマンテックは、これまで英語版のみだったベータテストを、今回初めて日本語を含む多言語対応で実施する。ベータ版の試用を通じ、より幅広い国や地域のユーザーから得たフィードバックを参考にしたうえで、2007年秋頃に製品版を正式に発表する予定としている。

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