バッテリーによる動作時間もJEITA測定法で4時間。短いようにも感じるかもしれないが、朝から晩まで使い込むのではなく、外出先の要所要所でメールチェックをはじめ短時間利用を何度か使うという用途では、思いのほかバッテリーが持つという印象だ。ただし、キーボードを使って長時間の文章入力などをすれば、やはり4時間の壁にぶつかってくる。
もし、さらなる長時間駆動を求めるなら、LOOX Uは直販モデルなのでバッテリーを標準(2600mAh)の倍容量のLバッテリー(5200mAh)に変更して発注すればよい。通常は3000円のプラスだが、わずか1500円のプラスでLバッテリーにできるキャンペーンも行われている。
また、それでも不安な場合はACアダプターを持ち歩けばよい。小型化されたACアダプターは16V 2Aタイプで、他の富士通の小型PCと同様のJEITA極性統一型のコネクターで本体と接続する。うれしいことに本体発注時に同時に頼めば3045円で2個目のACアダプターが購入できる。こういった実用的なオプション品の販売に配慮がされているのもの、富士通のウェブ直販ならではのものだ。
LOOX Uは、この小ささ、軽さ、そして価格を考えると魅力的なPCであるといえる。外装は白で、ガチガチに固められた剛性感はないものの、きちんと作り込まれている印象を受ける。耐久性という点でも液晶パネル部分は200kgfの加圧試験をクリアしたという。
さらに、価格は最も安い構成で13万9800円。無線LANの搭載や1Gバイトメモリ仕様にすると1万円アップするが、反対に無料の電話サポートが不要なら5000円安くすることもできる。必要ならACアダプターの予備や、Lバッテリーを選んでも総額はそれほど高くならない。しかも、モニターに応募すれば16%引きという価格で手に入ってしまう。
この小ささにメリットを感じるユーザーは、購入を検討する価値があるだろう。
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