動作クロックが800MHzと、通常のノートPCに比べれば低いクロックのCPUを搭載したLOOX Uだが、それほど動作にストレスは感じない。
CoreDuoなどのバッテリー消費を抑えたモードでは、クロックを下げて使っていることもあり、LOOX Uの800MHzというクロックはそれほど劣っているものではないように思える。
あくまで試用したLOOX UのOSがWindows XPで、1Gバイトメモリ搭載機を使った感想であるが、それほど制約があるようには感じなかった。むしろ、今回のモデルでは用意されないが、将来、Windows Vistaを搭載した場合には、操作感が大きく変化すると予想される。
低クロックのCPUを搭載するLOOX Uだが、動作音は意外に大きい。ファンが回りだすと音が高めで、小型のボディから一生懸命に熱を外に排出しているように聞こえる。
その熱の排出は右側下から行われ、両手で本体を握って持った場合に、ちょうど右手の中指あたりに熱風が収まる感じ。熱はそれほど熱くないため不快感はない。むしろ騒音源を手にさえぎられて騒音が小さくなる印象を受ける。また、使っていても、ボディの一部だけが熱くなるということもないため、我慢するのはファンの音だけだ。
また、動作状態によってはファンが回らないですむこともある。いまの季節は気温が高めだが、真冬に気温の低いところで負荷をかけない作業をした場合は、もっと静かに快適に使えると思われる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力