AppleInsiderは、Appleが訴訟問題に直面していると報じている。AppleInsiderは、2件の法廷文書について、1つはプロ写真家の写真に関連したもので、もう1つはカナダのポップシンガーのAvril Lavigne氏の楽曲に関連した問題という。
最初の問題は、サンフランシスコ地区地方裁判所に5月25日に提訴されたもので、Appleをメインに相手取ったものではない。ここで、1970年代のバンドRubinoosのメンバーであるJames Gangwer氏とTommy Dunbar氏は、Lavigne氏のシングル「Girlfriend」について、自分たちが1979年にリリースした「I Wanna Be Your Boyfriend」から多く借用していると主張している。両氏は、Lavigne氏、Lavigne氏の楽曲を書いたソングライター、Lavigne氏が所属するレコードレーベルAlmo MusicとRCA Recordsとともに、Appleを訴えている。Appleが同シングルのデジタル版を「iTunes Store」で配信していたためだ。
2件目は6月27日付けでコロラド州ボールダーの裁判所に提出されたもので、こちらのほうがAppleに与える影響は大きいようだ。ここでは、Appleを著作権侵害で訴えており、「Apple TV」のプロモーション素材と広告に使われた「壁一面の写真」イメージでプロ写真家Louie Psihoyos氏の知的所有権が侵害されていると主張している。書類によると、Apple TV広告で使われたイメージ素材は、Psihoyos氏が撮影した芸術写真と非常に似ているという。Psihoyos氏は、National Geographicで著名な写真家で、Bill Gates氏、Larry Ellison氏など技術界の有名人のポートレートも撮影している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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