バッファロー「ちょいテレ」をはじめとするUSB接続ワンセグチューナのリリースラッシュから半年。ここにきて、第2世代とも言える新製品群が続々とリリースされ始めた。各社の製品とも、電波感度を向上させたり、オプション品を充実させたりと、第1世代の製品からのフィードバックを反映させたモデルに仕上がっている。
その先陣を切って登場したのが、今回取り上げるアイ・オー製のUSBワンセグチューナ「SEG CLIP」の新製品、「GV-SC200」である。従来モデルについても、BCNランキングでは常時上位につける存在だったが、今回の新モデルはどのような部分が新しくなったのか。早速試用してみた。
従来製品との大きな差は、何と言っても外観だ。従来製品は、ロジテックの初期型(LDT-1S100U)を除けば、USB接続のワンセグチューナとしては最大級の本体サイズを誇っていた。受信性能は比較的高いものの、売れ筋であるバッファローの製品に比べると体積が倍ほどあり、店頭で並べるとどうしても見劣りしてしまっていたのが実情だ。
「GV-SC200」では、従来製品と同じキャップレス構造を採用しながらも、筐体を大幅にコンパクト化することに成功している。さすがにバッファロー「ちょいテレ」よりは大きいものの、いちいちキャップを付けたり外したりするわずらわしさもないため、「ちょいテレ」よりこちらに惹かれるユーザーも多いのではなかろうか。
また、ややクセのあったスケルトンブルーの筐体を廃止し、ホワイトとシルバーのツートンカラーという無難なカラーリングを採用したことも大きい。シルバー筐体のPC、たとえばLet's Noteなどで使おうとすると、どうしてもミスマッチ感が強かった従来製品に比べ、今回の「GV-SC200」では幅広いPCと組み合わせて利用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」