TBS、買収防衛策の導入を株主総会で承認--楽天提案は否決

 東京放送(TBS)は6月28日、同日開催された第80期定時株主総会において、2月28日開催の取締役会において改定した「当社株式にかかる買収提案への対応方針」が承認可決されたと発表した。

 投票は裁判所選任の株主総会検査役立ち会いのもとに行われ、賛成77.1%(総議決権ベースの73.9%)、反対22.9%(総議決権ベースの21.9%)で、4分の3を超える株主の賛同を得て承認可決された(数字は現時点で確認された速報結果)。

 なお、楽天メディア・インベストメントが提案していた、楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏ら2名の取締役選任、および定款の一部変更については、いずれも否決された。

 TBSは、今回の結果について「これまで積み重ねてきた企業価値および株主の共同の利益の最大化へ向けた取組みについて、株主から理解と支援を得た結果」とコメントしている。

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