電鉄商事DTSコミュニケーションズとワイズエッグは、仮想空間「Second Life」内で、産官学連携による仮想都市開発プロジェクト「神戸クリエイターズラボ イン セカンドライフ」を開催すると発表した。
このプロジェクトは、学生クリエーターの育成を中心とした目的により開催されるもの。審査で選ばれた11人の学生は、Second Life内のバーチャルアイランド「NEO KOBE(ネオ神戸)」をデザインするとともに、同敷地内の出店や広告を希望する神戸の企業とパートナーシップを結び、行政とも協議をしながら新しい神戸の街作りを進めていく。
Second Life内における国内初の産官学連携の取り組みとなっており、学生クリエーターは、神戸市内の教育施設で技術や知識を習得するための授業を受けると同時に、Second Life内で定期的に開校されるバーチャル授業を受講し、リアルとバーチャルの両方で学べる新たな教育スタイルを体験する。
また、バーチャル空間内で学生が企業と共同開発することで、新しい産学連携のありかたを試みる。学生クリエーターは、行政や企業などからのアドバイスを受けながら、神戸の持つ魅力や財産の再確認と世界に対する情報発信を行う。神戸市では「デザイン都市・神戸」に向けた取り組みを進めていることから、NEO KOBEも機能的で洗練された街作りを目指す。
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