エイブル・シードは6月18日、仮想空間「Second Life」内でのアクセス解析サービス「SLog」の提供を開始。同日から、限定50アカウントで無料ベータ版の利用受付を開始すると発表した。
SLogは、センサーユニット(プローブ)を設置した場所にアクセスしたアバター数やアバター名、滞在時間を数値化・グラフ化し、ウェブブラウザ上に表示するサービス。
時間ごとのアバター滞在位置をMAP上に表示する機能に加え、指定アバターの行動を再生することも可能。空間の構成による人の流れと、購買にいたるまでの行動を分析するツールとしても利用できると、エイブル・シードでは説明する。
また、アクセス解析のほか、ウェブブラウザから指定アバターを排除(BAN)する機能や、Second Life内へインスタントメッセージ(IM)を送付する機能も提供する。
利用料金は、基本プランでマスタープローブが月額3000円、年額では3万円。追加プローブひとつあたりの月額が2000円、年額では2万円。追加プローブは、利用数分の料金が必要となる。また、プレミアムプランでは、マスタープローブが月額5000円、年額では5万円。追加プローブ1つあたりの月額が2500円、年額では2万5000円となる。
SLogは7月から無料ベータ版を稼動し、8月に本サービスを開始する予定という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス