トランスコスモスは6月20日、仮想世界「Second Life」参入支援サービスの追加サービスとして、アバターを派遣する「アバターコンシェルジュサービス」を開始すると発表した。
今回開始するアバターコンシェルジュサービスは、Second Life内の店舗に、受付や店長、販売員、説明員などのアバターを派遣する追加サービス。
トランスコスモスによると、Second Life参入企業の多くは、Second Life内に建物を建てただけで、対応をする店員などがいないため、企業のブースにはほとんど来客がなく、来客があったとしても、その滞在時間が非常に短いのが現状だという。
トランスコスモスでは、そのような店舗にアバターを派遣し、接客や商品の販売促進、ユーザー登録などへの誘導を行い、企業のSecond Life内ビジネスがより効率的・効果的に行えるようサポートする。
また、ネットの世界では、SNSやブログで公序良俗に反する書き込みなどの妨害行為により、サイトを閉鎖する事態も発生し、この行為がSecond Life上におよぶ可能性もある。
トランスコスモスでは、Second Lifeに参入する企業の仮想の土地(SIM)にアバターを派遣し、24時間常駐監視から1日数回のパトロールなど、要求に応じてフレキシブルに対応すサービスを提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」