イデアテックは6月18日、仮想世界「Second Life」内の“場所”に対するアクセス解析ASP型サービス「iSLanalyzer」を7月20日から個人ユーザーを対象に開始すると発表した。
iSLanalyzerは、不特定多数の利用者がSecond Life内の店や土地に滞在した時間・場所を記録し、自分の土地のどの部分に人気があるか、どの時間や曜日に来訪者が多いのかなどのマーケティングに利用できるアクセス解析ASP型サービス。
利用者はセンサーをSecond Life内のアクセス解析したいエリアの中央に置くだけでサービスを利用できる。センサーのアクセスログ記録範囲は、16平方メートル、64平方メートル、256平方メートル、1024平方メートルの4種類となっている。
アクセス解析はウェブページに表示され、滞在人数や滞在時間を1日、1週間、1カ月区分でグラフ表示できるほか、ユーザー別のアクセスランキングや滞在時間ランキング、また、どの場所に人が集中しているのかを直感的に把握できる「アクセス分布グラフ」が表示できる。CSV形式による生のログデータのダウンロードも可能。
4種類のセンサーから3つを自由に組み合わせることができ、料金は、3個1セットで初期費用3000円、月額1000円。最低利用期間は6カ月間となっている。イデアテックは、年内に1000ユーザーの獲得を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」