シャープは6月11日、手書き入力用の「手書きパッド」とワンセグチューナーを搭載した電子辞書「PW-TC920」を、6月29日に発売すると発表した。
PW-TC920は、2006年12月に発売したワンセグ対応電子辞書「PW-TC900」をベースとして、新たに手書き入力用のパッドを搭載したモデルだ。
ワンセグ機能については受信感度の向上や高音質設計のイヤホンにより基本性能を向上したほか、視聴する都道府県や地区を選ぶだけで受信可能な放送局を検索して登録できる「選局リスト」機能も搭載した。また、手書きパッドについては、検索する文字や状況に合わせて「手動認識」と「自動認識」が切り替えられる「認識切替」機能を備えており、電子辞書の使い勝手が向上している。
コンテンツについては、動物や植物など約1000点のカラー画像のほか、類義語も確認できる最新版「スーパー大辞林 3.0」など40コンテンツを収録。SDカードスロットを搭載しており、必要なコンテンツを別売のカードで追加したり、SDメモリーカードに保存した写真や電子書籍の閲覧、英語の音声教材再生なども可能だ。
本体カラーはブラックとレッドの2種類で、価格はオープン価格。月産台数は8000台を見込んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」