シャープは11月7日、電子辞書「Papyrus(パピルス)」で、読めない漢字を直接書いて検索できる「PW-AT750」を11月15日に発売すると発表した。キー入力専用タイプ「PW-A700」も11月28日に発売する。価格は「PW-AT750」が5万2500円、「PW-A700」が4万 7250円。
「PW-AT750」は、「手書きパッド」を搭載し、付属のタッチペンで直接文字を書いて入力することで、読み方のわからない漢字を検索することが可能。書き取りテストに対応した「漢字ターゲット1700」を収録。出題された問題に手書きで解答を入力することで、漢字を書いて覚えることができる。
また、「英熟語ターゲット1000」も収録しており、出題された問題に英熟語のアルファベットを手書きして解答することも可能。あらかじめ登録しておいたコンテンツを手書きパッドから選んで使える「My辞書ミニ」機能も搭載する。
2 機種ともに、「ジーニアス英和辞典」の約2万6000単語や7か国語の旅行会話など10コンテンツでネイティブスピーカーの音声を収録。抑揚のついた合成音声で英単語や例文を読み上げる東芝製ソフト「TTS(Text-to-Speech)」を搭載することで、2種類の音声出力「W音声」にも対応した。直径20mmのダイナミックスピーカーを内蔵し、低音域の再現性を高めると同時に、従来機種の1.5倍の音量でネイティブ音声・TTS音声を再生できるようにした。
ランダムに出題する「シャッフルテスト」機能と、「脳年齢測定」「漢字検定に挑戦!」「英検語彙力判定テスト」の 3つの能力チェック機能をはじめ、国語、英語から健康や旅行まで、暮らしに役立つ辞書や百科事典、参考書など合計100コンテンツも収録する。コンテンツが新たに追加できるカードスロットを搭載しており、別売りのコンテンツカードを追加することでカスタマイズが行える。
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