2007年の第1四半期には6200万台のPCが出荷されたが、そのなかで最大の話題をさらったのは、そのうちの400万台強を出荷した会社だ。市場調査会社iSuppliによると、Acer(本社:台湾)がPC市場で6.8%のシェアを獲得し、世界第3位の座につけたという。
2006年第4四半期に東芝を抜いてノートPCの販売台数世界第3位の座に浮上したAcerは、今回はさらにLenovoからシェアを奪った。中国のLenovoは、コンピュータの世界合計シェアでAcerに0.4%ポイント及ばなかった。
iSuppliのレポートによると、Acerは上位5社のPCサプライヤーのなかで最も大きな成長を遂げたという。同社の出荷台数は、前年同期の290万台から45.8%増え、420万台となった。
引き続き市場シェアでトップの座についたのは、シェア17.2%を獲得したHewlett-Packard(HP)だった。これに続くDellのシェアは14.4%だった。Dellは2位につけたものの、トップ5社のなかで唯一、2006年第1四半期に比べてシェアを落としている(同社は7%近くのシェアを落とした)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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