NTTコミュニケーションズ(NTTコム)とNTT西日本およびNTT西日本グループ6社は5月23日、NTT西日本グループ6社が運営するISP事業をNTTコムに譲渡することで合意した。
今回の事業譲渡は、2005年11月にNTTが発表した「NTTグループ中期経営戦略の推進について」を踏まえてのもので、NTT西日本グループ6社が運営するISPサービスをOCNへ統合し、サービス品質の向上を図るとともに、ポータルサイトgooや映像配信サービスなど、NTTコムグループの多様なサービスを提供するとしている。
事業譲渡予定日は、NTT西日本-九州、NTT西日本-中九州、NTT西日本-南九州の「MEGAX(メガクロス)」とNTT西日本-沖縄の「とんとんみ〜」が8月1日、NTT西日本-北陸の「Vipalette(ヴィパレット)」とNTT西日本-四国の「QUOLIA(クオリア)」が9月1日となっている。
6社のISPサービスのユーザーは、事業譲渡後も当面は現在の料金とサービス内容で継続して利用できる。なお、OCNへの統合に伴い、OCNサービスへの切り替えや設定変更が発生する予定だが、ユーザーが円滑に移行できるよう努めながら、できる限り早期にOCNサービスを利用できるよう準備を進めるとしている。
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