東芝は5月11日、デジタルオーディオプレーヤー「gigabeat(ギガビート)」のフラッシュメモリ内蔵タイプ「gigabeat U」シリーズの新商品を5月19日から発売すると発表した。
新製品は、「gigabeat U102」(1Gバイトモデル)2色と「gigabeat U202」(2Gバイトモデル)2色。20代から30代の男性をターゲットとして、アルミボディでシンプルなデザインを採用し、1Gバイトモデル、2Gバイトモデルともに、シルバーとブラックの2色となっている。
3月から発売の「gigabeat U101/U201」同様、「Direct Charge Transfer Switched Capacitor (DCTSC)-1bit DAC」方式を採用した東芝製のデジタルオーディオプロセッサを搭載。従来品に比べ、回路内の抵抗やトランジスタの数が少なく、1ビットごとに音声信号の処理を高速に行えるため、ノイズが少なく、低音域から高音域まで原音に忠実で美しい音楽再生を可能としている。
また、FMトランスミッターを搭載し、ミニコンポやカーステレオなどのFMラジオに、gigabeatで再生している音楽を送信して聴くことが可能。FMチューナーも搭載しているので、Uシリーズを持っている人同士、お互いの曲を2人で一緒に聴くことができる。
さらに、PCを介することなく、gigabeatのステレオ入力端子(ヘッドホン端子兼用)とオーディオ機器のヘッドホン出力端子をつないで、直接ステレオ音声の取り込みが可能な「ダイレクト録音機能」を搭載。自動的に曲ごとにファイルを分割する「オートシンク機能」や取り込んだ音楽ファイルの本体での「曲名編集機能」も採用している。
約42gの本体に、1.1型カラー有機ELディスプレイを内蔵し、アーティスト名や曲名などの文字情報やジャケット写真、時計などを表示。1Gバイトモデルは音楽約16時間(約240曲)、2Gバイトモデルは音楽約32時間(約480曲)収録可能で、双方とも連続再生時間は約20時間となっている。
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