Twitterは米国時間5月10日付けの公式ブログやユーザーに宛てた電子メールで、モバイルサイトの立ち上げを発表した。
Twitterは、ウェブサイトやインスタントメッセージング(IM)、ショートメッセージサービス(SMS)、RSSなどを通じてユーザー同士で短いメッセージを手軽にやり取りすることができるSNSサービスだ。「いまなにをしているのか」といった切り口で、リアルタイムの情報をやり取りするのに使われる。
これまでTwitterに携帯電話からアクセスする場合は、SMSを利用してきた。しかし、スマートフォンなどから利用するユーザーが増加していることを受け、同社はこのたび、モバイル版のウェブサイト(m.twitter.com)を立ち上げることにしたという。
ユーザーに宛てた電子メールには、同サービスがこれまでの運営会社であったObvious, LLCから独立し、Twitter, Inc.から提供されることになったことも書かれており、これからエンジニアを採用していく意向であると書かれている。Obviousの創業者であるEvan Williams氏は4月16日、Obviousの公式ブログで、Twitterの分社化を明らかにしていた。
またTwitterの元の運営会社であるObviousは、5月10日付けのOdeo Blogにおいて、Odeoサービスをニューヨーク州のSonicMountainに売却することが決定したと発表している。Obviousは2月、公式ブログでポッドキャストのアグリゲーションサイトであるOdeoを売りに出す意向であることを書いていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス