もしあなたがまだ「Twitter」を使っていないなら、乗り遅れた気分かもしれない。Twitterはいま最もホットな話題だが、見方によってはすでにピークを過ぎたとも言える。「South by Southwest 2007」(SXSW)カンファレンスのギークたちの間でやたら騒がれているとか、楽しさをつかみ損ねたTwitter嫌いたちの不満を聞かされたとかいう理由で、手を出すのを先延ばしにしたりしないほうがいい。Twitterは、グループや友人どうしで使うための、おもしろくて実際に役に立つ、リアルタイムのメッセージングシステムだ。ただ、この「クラブ」にどうやったら加われるかはそれほど明確ではない。そこで、この新しいプラットフォームへの初心者向けのガイドをお届けしよう。Twitterの機能すべてを紹介するわけにはいかないが、とりあえずスタートする助けにはなるだろう。
Twitterは、友人や「フォロワー」(follower)に短いメッセージを一斉に送信できるオンラインのサービスだ。また、あなたがどのTwitterユーザーを追いかけたいかを指定して、その人のメッセージを1カ所で読めるようにもできる。
Twitterは、コンピュータでも携帯電話でも使えるように設計されている。Twitterメッセージはすべて140文字までに制限されているので、メッセージをSMSアラートとして送信できる。140字では多くは語れないが、それはTwitterの魅力でもある。
Twitterは、結びつきの強いグループにとって役に立つツールだ(もっとも、Twitter上には野次馬的な人もかなり多いのだが)。もしあなたが友人の動きを追っていて、彼らも互いの動きを追いかけているなら、グループに関係のある話(たとえば「4番街のあのパブへ行くつもりなんだけど、おいでよ」など)を素早く伝えることができる。「dodgeball.com」に似たコンセプトだが、使い方はTwitterのほうが簡単だ。
Twitterに入力したアイテムは、「プライベート」にしておくと、あなたが承認した友人にしか見られない。これを「パブリック」にすることもできる。つまり、あなたのTwitter IDを知っている人なら誰でも読むことができ、あなたのアイテムを購読できるというわけだ。
Twitterは無料で利用できる。
さて、この後に書かれている、Twitterの始め方、モバイル機器の準備の仕方、最初の「Tweet」(Twitterのメッセージのこと)の送信方法、友人の動きを追う方法、「ダイレクト」にメッセージを送る方法を覚えよう。また、Twitterのユーザーにとって価値のある高度な機能もいくつか紹介する。
Twitter.comのページを開き、「Join for Free(無料で参加)」をクリックする。結局のところいちばんいいやり方は、実名を使ってサインアップすることだ。そうでないと、友人があなたを見つけるのに苦労する。写真をアップロードするのもいい。「Protect my updates(アップデートを保護する)」ボックスにチェックしておくと、あなたが承認した相手以外はあなたのTwitterメッセージを読めない。このボックスはチェックしないままのほうが楽しめるだろう。ただし、「週末は家をあけてカギもかけない。住所:1520 Main Street」などと書いたりはしないように。
こうしてTwitterのアカウントができたら、友人にユーザー名を教えるか、あなたのTwitterページへのリンクを送ろう。ユーザーは全員、「twitter.com/username」という形式で自分のページを持っている(例:私のTwitterページはtwitter.com/rafe)。
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