アクティブコアは5月8日、行動ターゲティング分析サービス「ac cruiser ASP」に、オーバーチュアの新スポンサードサーチに対応したSEO/SEMレポートと、購入者属性と購入日以前の認知媒体をひも付けたデータのダウンロード機能を5月10日より追加すると発表した。
オーバーチュアが4月から国内で順次移行を開始した新スポンサードサーチでは、広告グループに対してリンク先URLを設定し、広告グループの中に複数のキーワードと広告文を登録する方法に変更している。そのため、入札するキーワード広告ごとに登録されたリンク先URLのクリック数を集計する従来のアクセス解析では、どのキーワードがクリックされているかを測定することが困難になるという。
これに対しac cruiser ASPでは、ユーザーが広告リンク先をクリックした際に、そのユーザーが検索エンジン上で入力しているキーワードフレーズを取得することで、入札キーワードの効果検証を行う。これにより、広告グループの費用対効果だけでなく、キーワードフレーズ単位の成果から入札キーワードを評価することができるという。
さらに注文番号や性別や売上金額といった購入者属性の取得にも対応したほか、購入者が広告主サイトを訪れる際に接触している広告やキーワードの中から、購入者属性情報と認知媒体と成果媒体を関連付け、売上金額に占める認知広告と成果広告の費用対効果を検証する。なお、このサービスは月額5万2500円(月間20万PV未満)のオプションとなる。
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