米Microsoftが米Yahooの買収に食指を動かしていると、米New York Post紙が報じている。同紙によれば両社はここ数年の間非公式な形で話し合いを続けており、MicrosoftがYahooに対して数カ月前に買収を申し出たとのこと。ただし、この件に関してYahooの態度はそっけないものだったという。
New York Postでは金融関係者の試算として、Yahooの買収額はおよそ500億ドル程度ではないかと伝えている。また、関係者の話として、Microsoftが金融機関のGoldman Sachsと手を組もうとしているとも紹介している。
Googleが4月にDoubleClickを買収したことで、インターネット業界におけるGoogleの競争力が高まったという声は大きい。また、オンラインでオフィス文書や表計算シートが作成できるGoogle Docs & Spreadsheetsのように、GoogleとMicrosoftが直接競合する分野はどんどん拡大している。MicrosoftのYahoo買収が実現すれば、Googleへの大きな対抗策となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」