サーチテリアは3月27日、モバイルコミュニティサービス「魔法のiらんど」(http://ip.tosp.co.jp/)を運営する魔法のiらんどと提携し、e-cpm自動最大化広告配信システム「オプティマイズドリンク」を導入すると発表した。
e-cpmは、広告1000回表示、もしくはアクセス1000ページビューあたりの収益額のこと。今回導入となるオプティマイズドリンクは、サーチテリアが2006年11月にサービスを開始した、モバイルサイトのユーザーの指向を解析し、最適化された広告が自動配信されるサービスで、現在特許出願中という。モバイルサイトのユーザーに親和性の高い広告を配信しながら、サイトのe-cpmを最大化するよう、自動的に広告配信をコントロールできるとしている。
サーチテリアは今回の提携により、魔法のiらんどにオプティマイズドリンクを通じて広告配信を開始。魔法のiらんどの主なユーザー層が10〜20代であることから、若年層に対する広告効果の向上を見込み、売上拡大、およびモバイルリスティング広告の市場拡充を図っていくとしている。
また、魔法のiらんどは、モバイルリスティング広告を展開するサーチテリアの技術力により、魔法のiらんどのサイトの特徴、およびユーザーの行動に応じ、最適化された広告の表示が可能となり、広告売上に伴う手数料収入の増加を見込んでいる。
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