KDDIと三菱東京UFJ銀行は4月20日、2008年度半ばに共同でモバイルネット銀行を設立することに合意したと発表した。携帯電話の特性を生かしたサービスを提供する。
両社は2006年5月25日にモバイルネットバンク設立調査株式会社という会社を設立し、事業計画の立案や商品、サービス内容の確定、基幹システムの構築などの準備作業を進めてきた。今回合意したのは、開業目標時期のほか、新銀行の商品、サービスラインアップだ。
新銀行は個人向けに、携帯電話の特性を生かした「フルラインアップの金融機能」(両社)を提供するという。具体的には、円預金、外貨預金、株式・投資信託 (仲介)、保険 (代理店)、カードローン、クレジットカード、振込、各種決済サービス、電子マネーチャージなどを予定している。
さらに、携帯電話のアドレス帳から相手を選んで即座に振り込みできる機能や、携帯電話のメイン画面から直接ログインできる機能、取引履歴を携帯画面で確認できる通帳機能などを提供するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」