KDDIとモバオクは8月17日、携帯電話で利用できるオークションサービス「auオークション」および「モバオク」に決済エスクローサービス「モバペイ」を8月21日より導入すると発表した。
モバペイは、携帯電話向けのオークションサービスで料金の受け渡しを第三者が管理する決済エスクローサービス。具体的には、ペイジェントが落札者から購入代金を預かり、出品者が落札者に商品を配送したことを確認した後に購入代金を出品者に送金するため、金銭的なトラブルを防ぎ、より安全に取引を進めることができる。
落札者は郵便局ATM、クレジットカード、コンビニエンスストアのキオスク端末などの支払い方法を選ぶことができる。また、2007年1月以降には銀行ATM、ネットバンキングでの支払にも対応予定だという。ゆうパックや宅配便などの配送方法も選択可能だ。出品者の決済手数料負担はなく、落札者は決済方法によって最低178円からの手数料が必要になる。
auオークションおよびモバオクは、落札者の安全のために取引時の代金引換の利用を推奨したり、出品者の金銭的な被害を補償する制度を導入するなど、これまでもオークションサービスを安心して利用できる環境作りに取り組んでおり、モバペイの導入もその一環としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス