NTTドコモグループ9社は5月25日、高額決済が可能なクレジットサービス「DCMX」の受付を5月26日に開始するとともに、三井住友銀行と共同でDCMXのフラッグシップショップ「DCMX SITE」を開設すると発表した。
DCMXは、携帯電話で利用できるクレジットブランド「iD」に対応するクレジットサービスだ。すでに4月28日から月額1万円までならば本人確認のみで利用できる少額決済サービス「DCMX mini」を提供している。
今回提供開始されるDCMXは、利用限度額が20万円以上と高額決済にも対応できるようになる。クレジットカード発行はVISAおよびMasterCard(予定)となっており、年会費は1年に1回以上利用すれば無料となる。入会条件は、申し込み名義が満18歳以上の個人であること、利用する携帯電話回線においてiモード契約があることに加え、所定の審査が必要となる。利用額に応じて「ドコモポイント」が蓄積され、携帯電話の機種変更の割引などにも利用できる。PCおよびiモードのDCMXサイトから申し込みが可能だ。
このサービス開始にあわせて、三井住友銀行新宿通支店に開設されるのが、フラッグシップショップ「DCMX SITE」を併設する。さらに、新宿通支店のATMコーナーのデザインをDCMX SITEと統一する。DCMX SITEでは、携帯電話や金融情報をはじめさまざまなテーマのセミナーを月1回、参加費無料で7月から開催する予定だ。
ドコモと三井住友銀行では、ドコモの営業拠点における三井住友銀行との連携、三井住友銀行の富裕層向け専用窓口のDCMX顧客への提供、三井住友銀行ATMの「トルカ」対応などを中心に、ほかの営業拠点における連携も検討する。
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