ネガティブかポジティブか--企業はクチコミの質に関心がある

 ホットリンクは4月17日、マクロミルの協力により、経営者・役員、および会社員を対象に実施した「インターネットにおけるユーザ書き込みに関する意識調査」の結果を発表した。

 ブログや掲示板サイトなど、ネットでの消費者による書き込み(ネットクチコミ)について、興味があるか、との問いに対し、全体の約8割にあたる75.7%が「興味がある」と回答した。

 「興味がある」と回答した人に、理由をたずねたところ、91.0%が「消費者の生の意見を知ることができるから」と回答。具体的にネットクチコミのどのようなことに関心があるかについて質問したところ、「クチコミの質(ネガティブ・ポジティブ)」との回答が87.2%と最も多く、ついで「クチコミ数」が37.2%、「クチコミ発生の要因」が30.8%と上位を占めた。

 ネットクチコミと一般社会でのクチコミではどのような違いがあると思うかについて質問したところ、56.3%が「情報量」と回答し、「信憑性」との回答も50.5%と、過半数を占める結果となった。

 また、ネットでのクチコミを分析する際に、どのような方法で行うかについて質問したところ、「クチコミサイト(価格コムやアットコスメなど)を閲覧する」との回答が53.4%と最も多く、以降「掲示板(2chなど)を閲覧する」の48.5%、「ブログを閲覧する」の44.7%と続く。

 ブログや掲示板での書き込みを検索するサービスを知っているかとの問いに対し、全体の約6割にあたる58.2%が「知っている」と回答。そのうちの25.2%が「現在利用している」と回答した。ブログや掲示板での書き込みを検索するサービスを利用したことがある人に、必要とする十分な情報を取得できたかと質問したところ、42.9%が「取得できた」と回答している。

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