セプテーニ・ホールディングスとアライドアーキテクツは4月20日、口コミマーケティングを支援する新会社「バズマーケティング」を設立する。ブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用してマーケティングをしたいという企業を支援する。
営業開始は5月1日の予定。資本金は3000万円で、セプテーニHDが50.3%、アライドアーキテクツが49.0%、セプテーニHDの社員で新会社の副社長に就任する東明宏氏が0.7%を出資する。新会社の代表取締役社長にはアライドアーキテクツ取締役の瀧口和宏氏が就任するが、新会社が軌道に乗った時点で東氏が社長に就くものとみられる。
バズマーケティングは、顧客企業に対してクチコミを利用したマーケティングやプロモーションの企画立案から実行までを支援する。また、影響力の強い個人ブロガーを集め、企業に紹介する「ブロガー人材事業」(アライドアーキテクツ代表取締役者社長の中村壮秀氏)を手がけていく。
セプテーニはインターネット広告代理店として、ブログやSNSを活用したプロモーションを企業に提供してきた。また、アライドアーキテクツは個人がブログを集めたポータルサイトを作成できるサービス「エディタ」を提供しており、ブログを活用したサービスのノウハウを持つ。
セプテーニはエディタを使った企業向けにクチコミコンテンツ作成ツール「クチコミedita」を2006年より販売しており、両社はこれまでも協力関係にあった。
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