東芝(西田厚聰社長)と池上通信機(松原正樹社長)は4月9日、全世界的に進行する放送のデジタル化、ハイビジョン(HD)化の流れを受けて、放送局用の映像制作・編集システム分野で協業すると発表した。
今回の合意に基づき、両社は08年4月の発売を目標に、記録媒体として半導体フラッシュメモリを採用した放送業務用カメラ、レコーダーなどの共同開発を行い、新世代のテープレス映像制作・編集システムに関して、共同でコンセプト提案と受注活動を行っていく。
また、両社の技術力を結集して、取材現場におけるカメラでの素材収録から、放送局内での制作・編集作業、完成映像データの送出、アーカイブまでのワークフロー全体を、フラッシュメモリメディアとネットワークでシームレスに統合し、放送業務の運用効率化、業務改善の実現を目指す。
東芝=http://www.toshiba.co.jp/
池上通信機=http://www.ikegami.co.jp/
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