Hewlett-Packard(HP)は米国時間4月3日、Nor Rae Spohn氏を同社のLaserJetプリンタ部門担当シニアバイスプレジデントに任命したことを発表した。勤続26年のSpohn氏は現在49歳で、Color LaserJetグループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めていた。その前には、Personal LaserJetプリンタグループの責任者を務めた経歴を持つ。今回の人事で、同氏は「顧客重視の姿勢と技術革新を通じて、レーザープリンタにおけるHPの世界的優位性を維持する責任を担うことになった」とHPは説明している。アイダホ州ボイシを拠点とするSpohn氏は、同州知事の科学技術諮問委員会の委員も務めている。
プリンタは一般に、それほど急速に変化する機器とは見られていないが、この分野はいまも進化を続けている。HPでは2006年に同社の「LaserJet」製品ラインを強化し、価格の引き下げを実施した。2007年2月には、インクジェットプリンタの梱包資材削減に加え、トナーカートリッジの小型化とパッケージングの見直しを図り、LaserJet製品ラインは環境への配慮という点で進歩を遂げている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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