携帯でワンセグを「視聴したい」が半数以上--インフォプラント調査

 インターネットリサーチのインフォプラントは4月3日、iモードの公式サイト「*とくするメニュー」上で実施した「ワンセグ放送の利用」に関する調査結果を発表した。それによると、携帯電話でのワンセグ放送視聴意向として、半数以上が「視聴したい」と回答している。

 ワンセグの視聴経験に関する設問には、63.9%が「視聴したことはない」と回答。視聴したことがある場合でも、「友人・知人のワンセグ携帯で視聴したことがある(18.5%)」「量販店や携帯電話販売店のワンセグ携帯で視聴したことがある(14.4%)」などが上位にあがり、「自分のワンセグ携帯で視聴している」のは3.8%という結果となった。また、「その他(携帯電話以外)の機器でワンセグを視聴したことがある」という回答も4.8%ある。

 しかし、自分の携帯電話でのワンセグ放送視聴意向については、「是非視聴したい(22.7%)」と「できれば視聴したい(33.1%)」を合わせた、視聴したいという意向を持つ人が55.8%にものぼった。

 男女別にみると、視聴したい計の男女比率は男性が61.8%、女性が52.1%となり、女性に比べて男性の希望が多い。男女・年代別にみると、男女共に年代が低い層ほど視聴したい計が多くなる。

 ワンセグ携帯所有者の視聴シーンは、「移動中(電車/バス/車の中など)」が68.1%と最も多く、次いで「屋外(道路/店など)(44.2%)」、「自分の部屋(38.5%)」の順。男女別にみると、「自分の部屋」は男性が41.8%、女性が30.3%、「職場/学校」は男性が42.4%、女性が25.0%となり、女性に比べて男性が多い。

 また、ワンセグ携帯非所有者の視聴意向シーンでも、「移動中(電車/バス/車の中など)(54.7%)」、「屋外(道路/店など)(30.6%)」、「職場/学校(23.5%)」と、ワンセグ携帯所有者の視聴シーンと同じ順位となった。男女別では「職場/学校(男性29.8%、女性19.8%)」「屋外(道路/店など)(男性33.9%、女性28.7%)」とも、女性より男性が多い結果となっている。

 ワンセグ携帯所有者の視聴したい番組は、「ニュース・報道」が62.7%と最も多い。次いで「スポーツ(51.2%)」、「バラエティ(50.8%)」の順となる。男女別では、「ニュース・報道」は男性が65.8%、女性が55.3%、「スポーツ」は男性が63.0%、女性が22.4%と女性に比べて男性が多い。

 その一方で、「ドラマ」は男性が36.4%、女性が69.7%、「バラエティ」は男性が44.6%、女性が65.8%、「音楽」は男性が33.7%、女性が40.8%と、男性に比べて女性が多くなる。

 さらにワンセグ携帯非所有者が視聴したい番組も、「ニュース・報道(49.8%)」、「ドラマ(39.6%)」、「音楽(39.2%)」の順位となった。男女別にみると、やはり「ニュース・報道(男性55.0%、女性46.8%)」、「スポーツ(男性53.6%、女性21.2%)」は男性が多く、「ドラマ(男性24.6%、女性48.2%)」、「音楽(男性29.8%、女性44.5%)」は女性が多くなる。

 携帯電話でのワンセグ視聴の特徴である、データ放送による番組視聴時の連動コンテンツへのリンクなどといったサービスについては、「是非利用したい」が30.3%、「できれば利用したい」が49.3%と、利用したいという意向を持つ人が79.6%にのぼった。男女・年代別にみると、利用したい計は男性19歳代以下が多い。

 調査は3月13日〜3月20日の間、全国のiモードユーザーを対象として、iモードサイト「*とくするメニュー」上で実施。有効回答人数は6871人 (男性37.8%、女性62.2%)となっている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]