マイクロソフトは4月2日、学校独自のドメインでWindows Live各種サービスが無償で利用できる「Windows Live@edu」の提供を、大学・専門学校向けに開始した。
Windows Live@eduは、ネットに接続できる環境があれば、ユーザーは学内外問わず、学校のアカウントの利用が可能なサービス。一方、学校側はメールサーバやメッセンジャーサービスをマイクロソフトにホスティングすることができるため、システム保守などの管理負荷のを削減できるのがメリットになる。
同サービスではメールの「Windows Live Hotmail」、「Windows Live メッセンジャー」、ブログの「Windows Live スペース」、「Windows Live Mobile」、「Windows Live アラート」、個人用のホームページを持てる「Windows Live.com」の各サービスの利用が可能。メールサービスでは、1アカウントあたり2Gバイトのメール容量を提供し、スパムやアンチウイルスの対策も万全で、信頼性の高い、セキュアな環境を提供するとしている。
さらに、卒業生に対してもサービスの提供ができ、継続的に関係を築くことが可能。メール以外でも、Windows Liveの各種サービスが同アカウントを使用して無償で利用できるため、学生間や学生と教職員のコミュニケーションの向上が図れるという。
各ユーザーのサービスの利用は無償。ただし、学校側はIDを統合管理するための「Microsoft Identity Integration Server」の導入に伴い、ライセンス費用、およびシステム構築、保守などの費用が必要となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス