アズテックモバイル・ジャパンとアクロディアは3月8日、組み込みシステム向けマルチメディアAPIセット「OpenKODE」の普及に関して協業すると発表した。アクロディアが提供するOpenKODE 1.0 Coreの実装ライブラリを、アズテックの携帯電話向けゲーム用プラットフォーム「AZMA」に採用する。
これにより人気の高い携帯ゲーム機のコンテンツを低コスト、短期間で携帯電話端末へ移植可能にするという。
OpenKODEは、携帯電話端末などの組み込みシステムでマルチメディア機能を提供するライセンスフリーのAPIセット。異なる機器間で、同じコンテンツを継続利用可能にするのが目的の1つ。アクロディアはOpenKODEの仕様を策定する業界団体The Khronos Groupに参画し、実装ライブラリの開発などを手がけている。
アズテックモバイルでは、OpenKODE 1.0 Coreの実装ライブラリをAZMAでの3Dコンテンツ提供に利用する。アクロディアは、ゲーム分野でのOpenKODEの普及により、同APIセットを搭載する携帯電話端末の商用化を促す。
なお、アクロディアは同日、OpenKODE 1.0 Coreの実装ライブラリを一般公開した。 ソフトウェア開発者や端末メーカー向けに、The Khronos Groupのウェブサイトからダウンロード提供する。
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