アクロディアは2月13日、スペインで開催された3GSMで発表された携帯電話向けのメディアAPIセット「OpenKODE 1.0」の基幹部分であるCore APIを世界に先駆けて開発したと発表した。
OpenKODEは、複数のネイティブAPIを組み合わせ、リッチメディアやグラフィックスアプリケーション向けに包括的なメディア仕様を提供する、複数のプラットフォームに対応したロイヤリティフリーのAPI仕様で、規格標準化団体であるKhronos Groupが仕様策定を推進している。
Core APIは、各種デバイスとOSをつなぐOpenKODEの核となるもので、OpenKODEの普及により、現状ではハードウエアやOSごとに開発が必要だったアプリケーション、ミドルウエアの開発コスト、期間が軽減されるだけでなく、グラフィック性能の向上により、今まで以上にリッチなコンテンツや、さらに使いやすいユーザーインターフェースの開発などが可能になるという。
アクロディアは今後、同社の持つVIVID UIやX-Forgeなどの商品群のOpenKODEへの移植と最適化を進めるとともに、パートナー企業とも協業し、OpenKODEの普及に向け活動するとしている。
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