BBCとGoogle傘下のYouTubeが、動画共有サイト「YouTube」に特定の複数のコンテンツとニュースクリップを掲載することで協力する。
今回の提携により、BBC、BBC Worldwide、BBC Worldなど複数のチャンネルがYouTubeに番組を配信する予定。収益の一部を広告から得るコンテンツもある。
BBCのディレクターゼネラルであるMark Thompson氏によると、今回の提携は、BBCとYouTubeによる画期的な提携であり「視聴者に贈る夢のような話」であるという。
同氏は声明の中で、「このような非独占契約によって、より多くの視聴者への番組配信経路を獲得することが、BBCには不可欠である」と付け加えた。
BBCは、「Doctor Who」などの人気番組に関連した短いプロモーションコンテンツのほか、ニュースクリップを配信する予定。番組の出演者によるビデオ日記(番組セットの紹介など)も掲載される予定だ。
BBC Worldwideのエンターテインメントチャンネルでは、「Top Gear」や「Spooks」といった番組のクリップを、ノンフィクション番組や「一定量の広告」とともに公開する予定。
BBC Worldは、イギリス国外の視聴者向けに1日に約30のニュースクリップを提供する予定で、これも広告から収益を得る。
視聴者は、YouTubeが配信しているほかのコンテンツと同様に、ビデオのレート投票をしたり他の人にビデオを推薦したりできる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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