logo

気温や湿度から窓を制御--NTTなどが“風”を有効活用する住宅を共同実験

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 YKK APとNTTは2月27日、YKK APの開発した「住空間制御技術」とNTTのサイバーソリューション研究所(NTT研究所)が開発した「OSGi標準準拠サービス提供機能」を用いて、窓の開閉や他の住設機器を自動的に制御する「快適住空間制御システム」の共同実験を実施すると発表した。実験は3月1日から2008年3月末まで、YKK APが神戸市内に保有する実験住宅で行われる。

 快適住空間制御システムは、「OSGi標準」に準拠した機器や各種センサーをネットワーク接続することで、風速や風向、気温、湿度を総合的に判断し、窓の開閉を制御すると同時に、窓の開閉に連動した他の住設機器を制御して風を有効活用し、省エネルギーかつ健康で快適な住空間を作り出すシステム。

 OSGi標準(Open Services Gateway Initiative)とは、「OSGi Alliance」という非営利の国際団体にによって策定された、家庭・自動車・モバイルなどで、あらゆるタイプのネットワーク接続されたデバイスに対して、さまざまなアプリケーションやサービスを配布・管理するためのソフトウェアのインターフェースを定めた規格を指す。

 今回の共同実験では、快適住空間制御システムの受容性・操作性・利便性や、OSGi標準に準拠した窓やシャッターなどの可動建材デバイスの開閉機能を中心とした制御技術、複数窓の連携制御による通風効果、窓と他の住設機器との連携制御、制御された住空間の快適性を検証する。また、窓や室内に設置された各種センサーによるホームセキュリティ機能についても実験する。

 YKK APは、今回の共同実験で得た知見を基に、今後進展するであろう住空間のインテリジェンス化および他住設機器との連携に対応できる窓やシャッター、ドア等の研究開発を進めるとしている。一方、NTTは、OSGiを用いた家庭内機器のネットワーク接続の実現と機器間の連携を推進するとしている。

-PR-企画特集