本製品の筐体はラバー状の素材で覆われており、落とした場合でも本体にキズがつかない仕様だ。アウトドア向けの雰囲気を持っている。黒一色の筐体はなかなか精悍だが、放熱用と思われる穴が何カ所にも開いており、かなり特徴的である。ユーザーによって好き嫌いがわかれる部分だろう。
サイズそのものは前回のロジテック「LDT-1S200U」とほぼ同等で、バッファローの「ちょいテレ」に比べるとかなり大きい。個人的には、ラバー素材の扱い方を変えることで筐体をもう少し小さく見せる方法もあったのではないかと思う。
本製品の1つの特徴が、ロッドアンテナが非常に長いこと。4段階で伸縮する仕様になっており、アンテナそのものも太い。他社製品と比べても非常に本格的なアンテナである。後述するとおり、本製品は受信感度が非常に高く、このアンテナが大きく貢献していると考えられる。
付属品としては「USBくるくるアダプタ」と、延長ケーブルを兼ねたスタンドが付属する。前者は同社が単体でも発売している製品で、USBコネクタの角度を自在に変更できるアダプタだ。隣接コネクタとの干渉をなくすのと、ノートPC側面に取り付けた場合に横に出っ張るのを防ぐことができる。実際に使ってみたが、ボールジョイントがあまりなめらかではない難点はあるものの、環境によっては便利に使えると感じた。
後者は、延長ケーブルの先端にマグネット付のスタンドがついた構造になっており、スチールのパネルなどに貼り付けることができる。デスクトップPCに接続する場合に便利なオプションだ。前述のUSBくるくるアダプタも含め、デスクトップでの利用を前提にしたオプション構成である。
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