本製品で問題があるとすれば、それは視聴ソフトをはじめとするソフトウェア全般のローカライズのレベルが低いことだ。詳細は画像をご覧いただければと思うが、とにかく怪しい日本語メッセージが多すぎる。製品化を急ぐあまり、日本語訳のチェックに手が回らなかった、といった印象だ。
これらの表示は主にインストール開始〜設定の間に頻出し、実利用ではあまり目にする機会はない。従って、使い勝手そのものに悪影響を及ぼしているわけではないのだが、品質的にはどうしても気になってしまう部分だ。メーカーサイトからダウンロードできる新ユーティリティーではかなり改善されているので(それでもまだ完全ではない)、つねに最新版のソフトを用いることをお勧めする。
とはいえ、そもそもの受信感度が高い上、現行ドライバでVistaでの動作が確認されている点など、次世代OSもしっかりとサポートしている点は心強い。現在市販されているPC用のワンセグチューナの中では、もっともおすすめできる部類に入る製品だと言っていいだろう。
1971年秋モデル。大手PC周辺機器メーカーで販促・マーケティングを担当する一方、テクニカルライターとして活動。現在はNTTデータキュビットにてコンサルティング業務に従事しつつ、PC周辺機器のレビュー、ライフハック記事執筆から、エイプリルフール記事の企画構成まで脈絡もなく活動中。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス