イーバンク銀行は1月22日、大阪市と公金の電子納付に関して提携し、公共料金などの決済サービス「Pay-easy(ペイジー)」を通じた市政公金の納付に対応し、サービスを開始したことを発表した。ペイジーでの市政公金納付への対応は、ネット銀行としては初めて。
今回の提携により、イーバンク銀行に口座を開設している人であれば、大阪市が発行するペイジーマークのある納入通知書や納付書で、パソコンや携帯電話からインターネットを通じて公金を支払うことが可能になった。サービス開始の時点では行政手数料などの納付に限られるが、4月より市税や市営住宅使用料にも対応し、さらに国民健康保険料にも対応するなど、順次サービスを拡大していくとしている。
ペイジーは、金融機関が共同で構築し運営するマルチペイメントネットワークを通じて、パソコン、携帯電話、ATMから税金や公共料金などを簡単に支払うことができるサービス。各収納機関から発行されたペイジーマークのある払込書さえあれば、銀行窓口やコンビニに行かなくても、ネット経由で支払うことができる。
イーバンクは、2006年5月よりマルチペイメントネットワークに接続し、地方公共団体では埼玉県、佐賀県、民間企業ではNHK、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなどの収納機関の支払いに対応している。イーバンクで利用可能な各収納機関は、ウェブサイトで確認できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」