NTTデータ(浜口友一社長)は、請求書に印刷したバーコードをカメラ付き携帯電話で読み取り、その場で決済システム「ペイジー」から支払うことができるサービス「ケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)」を開発し、収納企業向けASPサービスとして展開すると発表した。
NTTデータでは、07年1月に、みずほ銀行(杉山清次頭取)と収納企業数社とともに、NTTドコモの携帯電話に対応した試行サービスを開始する。試行サービスでは、バーコード読み取り率、利用者の操作性などの評価を行った後、07年4月以降、金融機関や収納企業に対して本格展開する。
「ケータイ・バーコード支払いサービス」は、収納企業側でシステム対応や請求書のレイアウト変更をする必要がなく、携帯電話を収納チャネルとして活用できる。
また、金融機関側も、支払い方法に日本マルチペイメントネットワーク運営機構(JAMMO)が運営する「ペイジー(Pay-easy)」を使用するため、すでにモバイルバンキングでペイジー情報リンク方式に対応していればシステム変更が不要。対応する携帯電話を所持し、金融機関が提供するモバイルバンキング利用するユーザーであれば特別な契約などをせずに利用できる。
NTTデータ=http://www.nttdata.co.jp/
みずほ銀行=http://www.mizuhobank.co.jp/
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