Microsoftが、中国の検索サイト「百度(バイドゥ)」と有料検索を中心とした戦略的な提携に乗りだした。
この提携により、MSNやLive Searchなど、Microsoftの中国語サイトの検索結果ページにバイドゥの有料検索結果が表示されるようになる。この提携は12月中にも実施される見通し。
先ごろ日本進出を発表したバイドゥは、中国語検索エンジンとして最大規模を誇る。ウェブトラフィックのランキングを調査するAlexaによると、バイドゥには世界全体でも4位のトラフィックがあるという。同社は、成長著しい中国ウェブ市場の主力ベンダーであり、同社との提携に関心を示す米国企業もMicrosoftが決して最初ではない。実際、Intelの中国法人も2006年4月にバイドゥとの提携に合意している。
他社やベンチャー事業投資家らも、バイドゥの有望な将来に向けて投資に乗りだしている。その中の1社が検索トップのGoogleで、同社は2005年8月の新規公募前からバイドゥに出資している。Googleはその後、自らの中国進出に言及し、同社株式の2%を手放している。
Googleの広報担当Debbie Frost氏は7月、「少額だが、バイドゥへの投資を引き揚げた」ことを正式に認め、「われわれは、常に独力での中国進出成功を目標としてきた。かなり集中してこれに取り組んでいる」と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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