MicrosoftとSAPは、両社の主要ビジネス向けソフトウェアの連携を強化する共同プロジェクト「Duet」の今後の計画を明らかにした。
両社は米国時間11月15日、次期版となる「Duet 1.5」は2007年夏にリリースする計画であると述べた。Duetは、SAPの業務管理アプリケーションでMicrosoftのOfficeを利用できるソフトウェアだ。Duetとは、SAPの業務管理アプリケーションをMicrosoftの「Microsoft Office」と一緒に利用可能にするソフトウェア。Duet 1.5は、ビジネスシナリオの数を増やし、顧客のニーズに合わせられるようシナリオを設計したりカスタマイズしたりするツールも強化するという。
両社は、今後12カ月の間に、追加機能となるバリューパックも複数提供するという。これには、Microsoftが2007年にリリースを予定している「Office 2007」のサポートも含まれる。両社はまた、出張管理、販売活動管理、サプライチェーンプランニングをサポートするOfficeと「mySAP Business Suite」のための新しいシナリオも提供していく予定だ。
例えば、Duetの出張管理では、Outlookを利用することで旅行計画と経費承認のプロセスを簡素化できる。サプライチェーンプランニングでは、Microsoftの「Excel」を使用することでプロセスの簡素化が実現するという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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