ネットアンケートサービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナントと三菱総合研究所は11月9日、「生活インフラサービスの満足度調査」の結果を発表した。
生活インフラサービスの満足度調査は、調査対象業種をインターネット、携帯電話、鉄道、長距離交通とし、総合満足度、および継続利用意向について調査した。
調査結果によると、調査対象業種の中で総合満足度が最も高い業種はインターネットで、76.8%を獲得した。一方で、インターネットの継続利用意向は、調査対象業種中最も低く、gooリサーチでは、転換可能性が高い業種であると分析している。
回線別に満足度を比較すると、FTTH利用者が85.6%と最も高く、CATVは78.1%、ADSLは73.9%と、回線による違いがみられ、FTTH利用者は、回線の速度への満足度だけでなく、料金やコンテンツ、企業に対する安心感への満足度も高く、継続利用意向も高い。また、セキュリティ、電話の応対、サポート体制、および工事の迅速さについては、CATVの満足度が高い結果となった。
総合満足度で63.8%を獲得し、調査対象業種中2位となった携帯電話は、第3世代携帯電話の総合満足度が68.1%と、他の携帯電話よりも10%程度高く、継続利用意向も高い。
項目別に満足度をみると、第3世代携帯電話利用者は、料金への満足度は30.6%とやや低いものの、デザインや機能などの満足度が50%以上と高く、gooリサーチでは、エリアや電波への不満もほぼ解消されたとみている。また、10月始まった番号ポータビリティによって、コンテンツの充実度や携帯電話の機能に不満を持つ、第2世代携帯電話利用者などの動向に注目している。
調査は、gooリサーチ登録モニターおよびgooユーザを対象に、8月21日から8月28日の間、公開型インターネットアンケートにて実施し、有効回答者数は3万622名、男女内訳は男性47.9%、女性50.6%となった。
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