Microsoftの会長Bill Gates氏と最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏の資産総額はともに、膨大な額に上っているかもしれない。だが、2005年度における両氏の年間報酬は100万ドルに達しなかった。
賞与を除いた報酬は両氏ともに2006年度は61万6667ドルで、2005年度の60万ドルからわずかにアップした。しかし、2006年度の賞与額は35万ドルと、2005年度の40万ドルからダウンすることになった。
Microsoftが米国時間10月4日に米証券取引所委員会(SEC)に提出した書類には、「両氏は会社のリーダーとして、長期的な成功を収めることに力を注いでいる。また、会社の株主でもある両氏の資産は、会社価値の持続的な増大に直結している」と記述されている。
両氏の報酬は2006年度も、Windowsを含むプラットフォーム&サービス部門担当共同プレジデントであるKevin Johnson氏と、Microsoft Officeを含むビジネス部門担当プレジデントであるJeff Raikes氏よりも低かった。Johnson氏とRaikes氏はそれぞれ、賞与を含んで109万5000ドルの報酬を受け取っている。
Gates氏は2006年6月にチーフソフトウェアアーキテクトの座をRay Ozzie氏に譲り、さらには今後2年をかけてMicrosoftの日常業務から徐々に身を引いていくつもりだと発表した。また同氏は、「Bill & Melinda Gates Foundation」の慈善事業に、より多くの時間を割きたいと思っていると述べた。
先ごろ発表されたForbes誌の年次調査によると、Gates氏とBalmer氏の資産総額はそれぞれ、530億ドルと136億ドルとなっている。
なお、Microsoftの会計年度は6月30日締めとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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