売り手と買い手がそれぞれ希望価格を提示するダブルオークションサイトが開始

 E-RAは10月4日、売り手と買い手がそれぞれ希望価格を提示する、一般商品向けのダブルオークションサイト「E-RAダブルオークション」の運営を開始したと発表した。

 一般商品のネットオークション市場でダブルオークション方式を採用するのは日本初であり、需要と供給のニーズをIT化することで実需給に合った透明度の高い価格形成を実現できるとしている。なお、売り手参加者は法人に限定し、買い手参加者は個人、法人を問わない。また、買い手参加者の参加料や取引手数料は無料となっている。

 E-RAダブルオークションは、証券取引で採用されている「板情報」を一般物品向けにカスタマイズした取引手法を採用し、分かりやすい取引システムを実現している。開設当初はPC関連商品約8000点を主要取引商品とするが、2007年初旬には商品ラインアップを2万点までに増やし、1年後には10万点までに充実させる計画だ。

 E-RAでは、2006年11月初旬にも会員限定のBtoBマーケットを開設し、E-RAが運営するサイト内の年間取引高を2年後には800億円規模までに育てることを目標としている。

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