富士通、自社ノートPCでソニー製バッテリーをリコール

 富士通は9月30日、ソニー製のリチウムイオン電池バッテリーを搭載した同社のノートPCでバッテリーの交換プログラムを開始すると発表した。9月29 日にソニーがバッテリーの自主交換プログラムを発表したことを受け、ユーザーの安全性を確保するため、該当バッテリーの自主交換に踏み切る。

 バッテリー交換の対象となる機種は、国内販売モデルがFMV-BIBLO LOOX Pシリーズの「P70R」「P70S」、FMV-BIBLO LOOX Tシリーズの「T50M」「T50R」「T50RN」「T50S」「T50SN」「T70M」「T70M/T」「T70MN」「T70R」「T70R/T」「T70RN」「T70S」「T70S/V」「T70SN」、FMV-LIFEBOOKシリーズの「P8210」。海外販売モデルは「LIFEBOOK P1510」など10機種。

 富士通によると、現在、同社製ノートPCではデルやアップルコンピュータが公表している発火などのトラブルは報告されていないという。また、交換するバッテリーの数やスケジュールについてはソニーと協議して詳細を詰めるとしている。

「ソニー株式会社のバッテリーパック自主交換プログラムについて」

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