しかし、参加者がIntelの4コアチップに関する新しい情報を聞けることは間違いない。ファンサイトは、同プロセッサが「Core 2 Quadro」という愛称になると伝えているが、Intel関係者は、まもなく登場するチップがそのような名前になることを強く否定している。IntelがデスクトップバージョンのKentsfieldにどのようなブランドを使うにしても、何か高級感を連想させるようなものになるだろう。Kentsfieldの当初の購入者は、新しいものが好きで、市場最高性能のチップに大金を惜しまないはずだからだ。
Intelの計画に詳しい情報筋によると、ホリデーシーズン前にはたぶん同チップの購入は可能になるだろうという。同社はKentsfieldとClovertownの第4四半期中のリリースを既に明らかにしている。だが情報筋によると、同社は現在、ホリデーシーズン向けPCにもこれらのチップを確実に搭載するつもりだという。Intelは自社の計画に関してコメントを控えている。
新モデルの登場が予定より早まったことは、Intelの価格体系における旧型デュアルコアチップの価格低下にもつながり、きわめて重要な年末商戦で魅力的な価格設定が出てくる可能性もあると、Insight 64のアナリストNathan Brookwood氏は語っている。
ノートPCの方では、IntelはAMDからのプレッシャーをあまり感じていない。しかし、それでも同社は、2006年に「Core Duo」と「Core 2 Duo」の2つの新モバイルプロセッサを発売した。Core 2 DuoチップはCore DuoノートPCと同じマザーボードが利用できるようになっており、Intelでは、2007年初頭にSanta Rosaプラットフォームに新技術をいくつか投入する。802.11nワイヤレス機能の搭載やグラフィックスパフォーマンスの改善などが行われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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