シャープは9月5日、同社製液晶テレビとデスクトップPCをセットにした、パソコン機能付き液晶テレビ「インターネットAQUOS(アクオス)」で、新たに20V型液晶テレビを採用したモデルを9月下旬に発売すると発表した。
パソコン部の違いによって、ハイビジョン録画が可能な「20-Dタイプ」とアナログ放送のみの「20-Aタイプ」の2タイプを揃えた。価格はともにオープン。実勢価格は「20-Dタイプ」が34万円前後、「20-Aタイプ」は24万円前後の見込み。
液晶テレビは、独自の低反射型ASV液晶パネルを搭載した20V型。コントラスト比は1200:1、輝度は約500cd/m2で、応答速度は8msec (ミリ秒)。地上・BS・110度CSチューナーを内蔵しており、テレビ単体でデジタル放送を視聴できる。自然でクリアな音が楽しめる総合10Wのステレオスピーカーとデジタルアンプを装備。HDMI入力端子やDVD-I入力端子などをも装備する。
パソコン機能では、リモコン操作で、ブロードバンド放送やホームページを手軽に選ぶことができる「チャンネルUI」機能を搭載。同時にバージョンアップを行い、登録メニュー数を従来の約2倍の120チャンネルまで拡充した。目的のコンテンツへのアクセスのしやすさも改善。テレビを見ながら番組のホームページを呼び出すこともできる。
「20-Dタイプ」は、パソコン部に地上・BS・110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナー、 500GBのHDDを搭載。地上デジタル放送のハイビジョン画質で最大43時間、地上アナログ放送で最大912時間の録画ができる。CPUはインテルのデュアルコアCPU「Core Duo T2300(1.66GHz)」で、メモリは1GB。
一方、「20-Aタイプ」はパソコン部に地上アナログチューナーと250GBのHDDを搭載し、地上アナログ放送で最大436時間の録画が可能。CPUはインテルの「Celeron M 420(1.60GHz)」で、メモリは512MB。OSはともにWindows XPで、メモリカードスロットやDVDスーパーマルチドライブなども装備する。
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